microCMSの導入事例についてTaoTao株式会社マーケティング部のご担当者様にお話を伺いました。
事業内容について
TaoTao株式会社は、関東財務局長第00011号の暗号資産(仮想通貨)交換業ライセンスのもと、2019年5月より暗号資産(仮想通貨)取引所「TAOTAO(タオタオ)」を運営しています。
アプリが初心者でも非常に使いやすいユーザーインターフェースとなっており、セキュリティ面も高く評価いただいております。
https://taotao-ex.com
担当業務
Webを中心にマーケティングに付随する業務全般を担当しています。
具体的には、当社が運営しているメディアや公式SNSの運用やキャンペーンページの設計と制作ディレクション、長期的なブランディングを行うためにデザイン回り全般ディレクションを行っています。
microCMSのご利用について
microCMSをどのようにお使いですか?
まず一つ目にキャンペーンページの制作に使っています。
キャンペーンを実施する際にWebサイトどうしようかという部分が一番困っていたんです。
microCMSを導入するまでは以下のフローでキャンペーンページ制作を実施していました。
- キャンペーン用Webページのラフを書く
- Webページの作成を制作会社に依頼
- 受け取ったWebページをエンジニアに組み込んでもらう
- キャンペーンバナー等は別の代理店に依頼
- 実施
キャンペーンごとに毎回Webサイト制作を外部に複数委託しており、時間もコストも結構かかってしまっていました。
そこで、テンプレート形式でキャンペーンページを運用していく方式に変更しました。
そうすることでCMSでの運用が可能になります。
しかし弊社はインフラの仕組みが複雑で、気軽にWordPressなどをインストールしづらい環境でした。
そこでヘッドレスCMSであるmicroCMSを知り、導入させていただきました。
結果的に、先ほどのフローがほぼ内製化できるようになりました。
キャンペーンページ制作の時間は1/2くらい、コストは1/3くらいになり、本来かけるべき部分にリソースを注力することができるようになりました。
また、CMSで作成しているので、ページの品質が担保されていることが何より助かっています。それまでは、PC・タブレット・スマホなどデバイス毎の操作テストや調整に時間を割いていましたが、microCMSだとテンプレート形式なので、誰が作ってもある一定の品質を保ったページに仕上げることができます。その反面、オリジナリティあふれるページを作成することは難しいのですが、個人的にはここがmicroCMSの一番の魅力だと思っています。
2つ目として、コラムページの作成にも使わせていただいています。
すでにキャンペーンページの方で導入されていたこともあり、コラムページへの導入もすんなり決まりました。
新規案件でしたが、1ヶ月でリリースまでいくことができました。
キャンペーンページとコラムページを同じ管理画面内から運用できるので便利です。
実際に使ってみていかがでしょうか?
ステージング環境で確認できるのが良い
microCMSは、ステージング環境でのみ下書き状態のコンテンツが表示されるようになっているため使い勝手が良いです。
コンテンツを公開する前に部内でのチェック以外に、リスクコンプライアンス部や顧客管理部など、関連するすべての部門のチェックが必要となるのですが、ステージング環境のおかげでスムーズに行うことができています。
新しいメンバーでも使いやすい
運用メンバーが途中で増えたりもしたのですが、権限設定で「入稿者」に設定することで間違って公開してしまったというようなケースを防ぐことができるので良いですね。
また、触る必要がないコンテンツに関しては「権限なし」に設定して全て見えなくなるようにしています。
逆に私が公開時にミスをしてしまいそうで、公開ボタンを押すのが怖いです。
誰かが承認しないと公開できないような仕組みがあると嬉しいですね。
色々な要望に答えてくれる
こんなことをやりたいんですけど、出来ますかね?というのをmicroCMSサポートの方に連絡をするとすぐに返信をいただけるのでありがたいです。
実際、そんなことまで出来るんだという発見も多々あり、もっとその辺りアピールしたらいいのにって思いました(笑)
予約公開が便利
キャンペーンの開始・終了時間が早朝や深夜だったりすることもあり、それまではエンジニアさんに無理を言ってリリースしてもらったり、実際に自分でもリリース後の対応などが大変でした。
microCMSを導入してからは予約投稿機能を使うことで、キャンペーンの開始時間を気に病むことがなくなりました。
おわりに
今回は仮想通貨取引所を運営しているTaoTao株式会社様にお話を伺いました。
マーケター視点でのmicroCMSのお話はなかなか聞けないので貴重でした。
ありがとうございました!
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